事業報告および事業計画
令和4年度事業報告
1.精神保健思想の啓発普及
(1)心の健康づくり地域啓発推進事業(県費委託事業 406,365円)
No. | 年月日 | 会場 | 演題 | 講師 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | R4.12.14 (火) 午前中収録 |
鹿嶋市保健センター | イライラ!もやもや… この気持ちなあに? ~PMSと更年期障害~ |
みとカウンセリング ルームどんぐり 高岡 美記 |
一般市民 30名 |
2 | R4.12.23 (金) | 笠間市 社会福祉協議会 |
心の メンタルヘルス 呼吸法等 |
ユタリラ相談室 | さんぽみち 参加10名 |
3 | R5.1.30 (月) 10:00~11:30 |
千波市民センター | メンタルヘルス について |
みとカウンセリング ルームどんぐり 高岡 美記 |
保健推進員連絡 協議会員56名 |
4 | R5.3.10 (金) 14:00~15:00 |
トヨペット スマイルホール |
地域で支える 心の健康 |
みとカウンセリング ルームどんぐり 高岡 美記 |
民生委員35名 |
5 | R5.3.28 (火) 午前中収録 Youtube公開 |
ひたち野 リフレプラザ |
コロナ禍における 心の健康づくり |
みとカウンセリング ルームどんぐり 高岡 美記 |
一般市民 |
* 新型コロナウイルスの関係で、5件の開催となった。
(2)茨城県精神保健協会機関誌発行・配布
- 【機関誌名】
「ぼんさんて-いはらき精神保健第105号」 - 【発行】
700部 令和5年1月25日 発行 - 【特集】
例年は総会記念講演会の内容を特集としてきたが、本年も新型コロナウイルスの関係で総会記念講演会を開催することができなかったため、その代替えとして、精神保健の専門家に精神保健関係の現状等について、次の方々に原稿作成を依頼し、その内容を特集とした。
- 「PsySEPTAとPsyTLCの取り組みについて」
筑波大学医療系臨床医学域災害・地域精神医学 渡部 衣美氏・新井 哲明氏 - 「学校とは何なのか」
茨城県精神保健協会理事 渋谷 照夫氏 - 「発達障碍者支援について」
NPO法人まちなか交友館まどか 渡辺 隆生氏 - 「体の声に耳を傾ける~症状理解のまなざし~」
公認心理師 大築 明生氏 - 「不安と感謝」
那珂ヒューマンスキル研究所 先崎 武氏
- 「PsySEPTAとPsyTLCの取り組みについて」
- 【茨城県精神保健協会だより】
令和3年度活動状況報告・令和4年度事業計画 - 【茨城県精神保健協会役員名簿】
令和4年度 - 【編集後記】
(3)総会記念講演会
新型コロナウイルスのため、講演会を開催できなかったので、講演会の代替えとして次の方々に原稿作成を依頼した。
- 「PsySEPTAとPsyTLCの取り組みについて」
筑波大学医療系臨床医学域災害・地域精神医学 渡部 衣美氏・新井 哲明氏 - 「学校とは何なのか」
茨城県精神保健協会理事 渋谷 照夫氏 - 「発達障碍者支援について」
NPO法人まちなか交友館まどか 渡辺 隆生氏 - 「体の声に耳を傾ける~症状理解のまなざし~」
公認心理師 大築 明生氏 - 「不安と感謝」
那珂ヒューマンスキル研究所 先崎 武氏
(4)精神保健相談事業の受諾
常陸太田市及び東京電力株式会社茨城支店の1自治体と1企業からの委託を受け、職員社員の心の健康の保持増進に関する相談事業の担当及び精神保健に関する教育研修等につき指導助言した。
(5)福島県外避難者の心のケア事業の受託
東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所の事故により、茨城県内に避難する福島県民の心の健康に関する相談先を確保することで、茨城県内での避難生活を安定した状態で送ることができることを目的として、また、業務を通して、避難先における様々なストレスや不安、震災等の影響による精神疾患への相談対応及び心の健康問題の発生予防などに取り組むことにより、将来的に福島県への帰還の一助を担うため、前年度に引き続きこの事業を受託した。
令和4年4月1日~令和5年3月31日
【受託内容】電話相談 毎月第2・第4土曜日 13:00~17:00(24日間で相談を実施)
相談員は茨城県臨床心理士会に依頼
(6)「心の時代へ」(コラム)を、茨城新聞への掲載
No. | 年月日 | タイトル | 執筆者 |
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1 | R4.4.29 | 柔道哲学で停戦期待 | 茨城県精神保健協会理事 渋谷 照夫 |
2 | R4.5.26 | 令和に必要「交差点」 | 茨城いのちの電話相談員 M・S |
3 | R4.6.28 | 「今ここ」を生きる | 茨城カウンセリングセンター副理事長 稲垣 千代 |
4 | R4.7.19 | 続く言葉のあやとり | 茨城いのちの電話相談員 M・K |
5 | R4.8.13 | 「応答力」を育てる講座 | 茨城カウンセリングセンター副理事長 永原 伸彦 |
6 | R4.9.20 | 「目に見えない」恐怖 | 茨城県精神保健協会理事 渋谷 照夫 |
7 | R4.10.28 | あいさつ「可能性」 | 茨城カウンセリングセンターカウンセラー 渡邊 聖 |
8 | R4.11.22 | 全身で自然に近づく | 茨城カウンセリングセンターカウンセラー 塚本 美和子/td> |
9 | R4.12.16 | 子どもの人権論議を | 茨城県精神保健協会理事 渋谷 照夫 |
10 | R5.1.10 | 濁りなき「心の湯舟」 | 茨城カウンセリングセンター副理事長 小原 昌之 |
11 | R5.2.24 | 捨てずに供養を | 茨城いのちの電話相談員 A・M |
2.自殺予防対策事業(県委託事業)
(1)令和4年度いばらきこころのホットライン事業
県民の自殺防止対策のため、他の相談機関が休みの多い土・日曜日に、相談電話を設置することによって、うつや心の悩みを抱えている方の相談を行い、自殺の未然防止を図ることを目的に下記のとおり実施した。
- 【委託費】
4,298,524円 - 【事業期間】
令和4年4月1日から令和5年3月31日 - 【相談時間】
土・日曜日 午前9時から午後4時まで(年末年始を除く。) - 【体制】
精神保健福祉士及び臨床心理士等による輪番制 - 【実施日数】
102日 - 【相談件数】
1,759件 - 【研修会等】
無
3.精神保健に関する情報提供
精神保健関連情報として、機関誌「ぼんさんて-いはらき精神保健第105号」に、会員・市町村・教育委員会・社会福祉協議会等へ情報提供した。
4.関係団体連絡協調
- 茨城県内の精神保健福祉関連諸機関及び諸団体との連携に努めた。
- 茨城県・茨城県障害者スポーツ文化協会主催の「精神障害者スポーツ大会」も開催されなかったが、茨城県障害者スポーツ文化協会の運営に協力した。
- 関係団体の事業後援
関係団体の事業後援など、連携を図りながら、精神保健知識の普及・向上に取り組んだ。
(公社)いはらき思春期保健協会令和5年2月26日(日) 於:水戸市医師会館
講演「思春期のこころとからだ -子どものこれから-」
講師 黒田 哲男氏(公認心理士・日本思春期学会性教育認定講師)
小泉 範明氏(保健教諭)
橋本 祥子氏(茨城女子短期大学非常勤講師)
揚石 廣行氏(NPO施設長)